2014年11月3日月曜日

満次郎の会「盛衰無常」夜の部

ロビーのディスプレイ「大癋見と花」


ご挨拶      辰巳満次郎

仕舞 《祇王》  石黒実都 柏山聡子

      地謡 和久荘太郎 辰巳満次郎   
         山内崇生  川瀬隆士

狂言語 《那須之語》  善竹十郎
一調  《八島》  粟谷明生  大鼓 亀井広忠

仕舞  《二人静》  武田孝史

    《船弁慶》  宝生和英

     地謡   澤田宏司 小倉敏克

          山内崇生 亀井雄二











能 《鞍馬天狗 天狗揃》  大天狗 辰巳満次郎 

  牛若 片桐賢  東谷僧 森常好 
  天狗 佐野登   山内崇生 小倉健太郎 水上優
     小倉伸二郎 澤田宏司 東川尚史 辰巳大二郎
  能力 善竹十郎
  木葉天狗 大蔵教義 善竹大二郎 野島伸仁
 
  囃子方 一噌隆之 大倉源次郎 亀井広忠 観世元伯
 
   花見稚児 大倉伶士郎 一噌隆晴 鵜澤龍之介
          片桐遵 水上嘉 水上達 和久凛太郎
 
   後見 宝生和英 辰巳和麿

   地謡 近藤乾之助 小倉敏克 武田孝史 和久荘太郎
       木谷哲也 金森隆晋 亀井雄二 内藤飛能




入選作の中ではこの大癋見が古色を帯びて特に素晴らしかった。


能楽堂の入り口でお見かけしたのはスーツ姿の鵜沢洋太郎さん。
ご子息が花見稚児で御出演されるので、見にいらしたのですね。
日曜参観のパパ、といった風情。

(能楽師の私服姿を見ていつも思うのは、紋付袴って意外と着太りするということ。
 スーツ姿の洋太郎さんは、舞台上よりもすっきりして素敵でした。)


ロビー内は予想通り華やか。

公募で選ばれた大癋見の面と熊野寿哉氏によるフラワーアートのディスプレイ。
そして、辰巳家所蔵の「十六」「小面」「中将」の展示。

京はやしや特性のお茶とお菓子がいただける満茶屋もにぎわっていました。


お能の感想は別記事にて。


追記: 「満次郎の会」で入選された新進能面作家さんの師匠である岸本雅之さんが
    この日ご来場されていて、「第8回十八界展・能面」展の案内をいただきました。
    とても気さくな面打ちの先生で、こちらの質問にもいろいろ答えてくださいました。
    能面展は、銀座の清月堂画廊で11月4~9日まで開催とのことです。
    

中庭のディスプレイ

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