2015年1月17日土曜日

お月さんと戯れる



「私はね、もう哀しみは捨てるんです。最後はお月さんと戯れる、そこだけに絞ってやります。
そしてそのお月さんが照らしている山・姨捨山になったようなかたちで終わりたい」

                      ――片山幽雪、《姨捨》について『能を読む1・翁と観阿弥』より





幽雪師の芸の血脈は次の世代、そしてその次の世代へと確かに続いている。

御子息、御孫さん、門下の方々の芸の中に、幽雪さんはこれからも生き続けると信じています。


謹んで哀悼の意を表します。






























0 件のコメント:

コメントを投稿